レコード・オブ・グリーフ ―感情情景《メモリー》― 公式サイト

キービジュアル: 雨のネオン都市を歩く透真と奏多、背後に灰渡の影
「放課後の告白」 ¥3,400 ▲2.1% 「母の葬儀」 ¥9,800 ▼12.4% [供給過多] 「初雪の再会」 ¥21,000 ▲8.9% [希少] 「転落する男の視界」 ¥54,000 [違法] 「能力実験の目撃」 ¥1,240,000 ▲31.0% [証拠価値] 「幼い日の花火」 ¥1,200 「親友の死」―― PRICE UNAVAILABLE / DATA SEALED 「放課後の告白」 ¥3,400 ▲2.1% 「母の葬儀」 ¥9,800 ▼12.4% [供給過多] 「初雪の再会」 ¥21,000 ▲8.9% [希少] 「転落する男の視界」 ¥54,000 [違法] 「能力実験の目撃」 ¥1,240,000 ▲31.0% [証拠価値] 「幼い日の花火」 ¥1,200 「親友の死」―― PRICE UNAVAILABLE / DATA SEALED

悲劇すら、ありふれた商品。

殺された親友。

誰もが狙う、脳データ化技術。

そのすべてを記録した——
存在してはいけないメモリー。

STORY_01 // LOGLINE

物語

感情が売買される未来都市で、親友の死を記録した「売れば大金になるが、売れば殺される」メモリーを抱えた少年が、スマホに残った親友の人格データとともに世界の裏側を追う。

STORY_02 // EPISODE.01

その夜、親友は殺された。

下層で高校生活を送りながらメモリー稼ぎをする透真と奏多。ある夜、二人は殺し屋・灰渡に遭遇する。灰渡は奏多の喉に武器の高さを合わせ——「この高さかな?」——次の瞬間、消えたような速度で奏多の喉元を切り抜けた。

倒れる奏多。動けない透真。その刹那、奏多の右腕の青い包帯が発光し、青いエネルギー波が透真を茂みへ吹き飛ばす。

TARGET DATA   : ERROR

PERSONAL DATA : NOT FOUND

NEURON DATA   : EMPTY

INCOMING CALL — 碧生奏多

「おい、逃げろ」

「俺は、脳をデータ化することに成功した」

「頼む。世界の裏側を見つけてくれ」

死んだ親友の声から、物語が始まる。

WORLD // SYSTEM FILES

感情が、通貨になった世界。

FILE_01 // EMOTE MEMORY

エモートメモリー

人の感情が強く動いた瞬間の体験——視覚、音、心拍、痛み、脳反応——が「エモートメモリー」として商品になる。売っても本人の記憶や感情は消えない。どの家庭にもある読み取り機に置けば、「本日分」として少額の金が支払われる。

FILE_02 // MEMORIA MARKET

メモリア・マーケット

メモリーの売買市場。合法と闇、二つの顔を持つ。重大な情景は売り手の身元が割れるリスクと隣り合わせ。この世界では悲劇はありふれていて、安い。だから金持ちは殺し屋を雇い、人工的に「希少な悲劇」を作り出して裏市場に流す。

FILE_03 // VALUE FORMULA

価値の公式

感情の強さ 希少性 違法性 証拠価値 再現不可能性 = PRICE = [SEALED]

FILE_04 // ABILITY SYSTEM

能力制度

有料の能力適性検査が存在する。系統は無数、1系統あたりの適性確率はおよそ0.1%。検査、申請、発現、維持——その全てに金がかかる。

「才能がないから弱いのではない。
才能を調べる金がないから弱い。」

FILE_05 // ██████

CLASSIFIED

LIFESPAN ENERGY — ACCESS DENIED

CHARACTERS // PERSONAL DATA

登場人物

黒瀬透真の立ち姿。カーキのMA-1に紺ネクタイ

CHAR_01 // PROTAGONIST

黒瀬 透真くろせ とうま

KUROSE TOMA

  • AGE:18
  • SECTOR:下層
  • ABILITY:未検査
  • WEAPON:STREET

下層出身の高校生。喧嘩、ストリートの武器バトル、危険なメモリー稼ぎ——綺麗には生きてこなかった。それでも、親友の死だけは商品にできなかった。

「これだけは、売れない」

碧生奏多の立ち姿。肩掛けの紺ブレザーと右腕の青い包帯

CHAR_02 // BEST FRIEND

碧生 奏多あおい かなた

AOI KANATA

  • AGE:18
  • STATUS:DECEASED?
  • DATA:TRANSFERRED
  • SIGNAL:UNSTABLE

透真の幼馴染。明るく、どこか不思議で、誰よりも世界の仕組みに触れていた。密かに脳のデータ化を完成させ、自分の死をトリガーに人格をスマホへ転送した。いま、彼は電波の向こうから語りかける——それが本人なのか、データなのかは、誰にも分からない。

INCOMING CALL — 碧生奏多

「頼む。世界の裏側を見つけてくれ」

灰渡迅斗の立ち姿。逆立った青髪に金属ゴーグル、豹柄のファー

CHAR_03 // KILLER

灰渡 迅斗はいわたり はいと

HAIWATARI HAITO

  • ALIAS:ハイトキラー
  • ABILITY:高速移動(詳細不明)
  • STATUS:HOSTILE

殺し屋。殺す前に、武器を相手の喉の高さへ合わせる癖がある。狙いは金ではない——雇い主が求めるのは、奏多が完成させた脳データ化技術。